市民活動を支える制度づくりやアドボカシーに取り組んでおられる、認定NPO法人シーズさんのお声掛けで、地域の人材のパラレルな活躍や協働に向けて、NPOと議員、行政の連携や、議員や公務員とNPO活動との両立などをテーマとした学習会に、6時の公共代表理事が登壇いたします。
ご関心のある方はぜひ一緒に議論しましょう。
行事名
NPO法20周年記念プロジェクト テーマ別学習会
「NPO法人と議員・公務員~実践事例から考える可能性と課題」
両立の実例から皆で今後のあり方を考えましょう!
(以下、主催者ホームページから引用)
NPO法成立・施行から20年目を迎える2018年度、シーズ・日本NPOセンター・まちぽっとの3者が中心となって「NPO法20周年記念プロジェクト」を展開しています。
その一環として、このたび「テーマ別学習会」を開催いたします。第4回目のテーマは「NPO法人と議員・公務員~実践事例から考える可能性と課題」です。
NPO法施行20年を経て、NPOと行政との協働はかなり普及してきました。また、NPO出身の議員やNPOの運営に携わる議員も国会議員・自治体議員ともに増えてきています。
最近では、兵庫県神戸市や奈良県生駒市において、公務員のNPO等での地域貢献的な有償兼業制度が始まり、同様の制度として国家公務員でもNPO等での「公益的兼業」の制度設計が進んでいます。
一方で、近年、地方における議員の担い手不足が深刻になってきており、NPO法人でも人材不足・高齢化や事業承継が課題になってきています。
NPO法施行後20年目における、こうした社会情勢を踏まえ、今回は講師として、それぞれNPO法人と議員・公務員を両立されているNPO法人SET代表で陸前高田市市議会議員の三井氏と、NPO法人6時の公共代表で千葉県庁職員の仁平氏をお招きします。
お二人の団体・個人としての実践事例をお聞きした上で、地域の人材のパラレルな活躍や協働に向けて、NPOと議員・公務員が組織として個人として、どのように連携していけばいいのか?NPO活動との両立を進めていくでのポイントや課題は何か?などを参加者も交えながら議論し、政策・制度等への貢献も目指します。
これからのNPOと議員・公務員のあり方を一緒に考えませんか?政治参加やアドボカシー活動等にご関心のある方も、ぜひ、ご参加ください!
日時
2019年2月10日(日)14:00-16:00 ※13:45開場
会場:ちよだプラットフォームスクエア本館 4階 402会議室
(〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21)
講師
三井 俊介氏(NPO法人SET 代表理事・陸前高田市議会議員)
仁平 貴子(NPO法人6時の公共 代表理事・千葉県庁職員)
※司会進行:関口宏聡(シーズ代表理事)
講師プロフィール
三井 俊介(みつい しゅんすけ)氏
1988年12月23日、茨城県つくば市生まれ。法政大学法学部国際政治学科卒業。
大学在学中の2011年3月、東日本大震災の復興支援団体SETを設立。
2013年6月に同団体をNPO法人化し、現在に至るまで、代表として岩手県陸前高田市広田町の新しい町づくりに邁進。
大学卒業後には同地に移住、結婚、二児の父。
2015年9月には陸前高田市議会議員にもトップ当選。
2018年7月、陸前高田市の移住定住の環境整備を担うNPO法人高田暮舎のフェローに就任。
NPOと議員の両輪で陸前高田市の町づくりに尽力中。
NPO法人SETは第13回マニフェスト大賞にて最優秀シティズンシップ推進賞も受賞。
仁平 貴子(にひら たかこ)
1980年生まれ。埼玉県出身、千葉市在住。亜細亜大学国際関係学部卒業。
国際協力NGOインターン、社協ボランティアコーディネーター、民間企業、大使館勤務等を経て、2007年千葉県庁入庁。
現在、市民協働・ボランティア推進の課にて、東京2020オリンピック・パラリンピックの都市ボランティア企画運営を担当。
およそ2年間、有志の公務員によるネットワーク「チーム千葉県」の学習会運営をベースに、2017年12月、NPO法人6時の公共を設立。
市民や地方議会議員、自治体職員が共に集まり、これからの自治体運営に必要な知識を学び、対話することで、新たな知恵を生み出すコミュニティの拡大に取り組む。
参加費:1,000円/名
定員:20名(要事前申込)
対象:本テーマに関心のある市民・NPO・政治・行政関係者など
主催、お問合せ先
認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
TEL:03‐5439‐4021