「6時の公共」の学習会「みんなの学習会 自己理解・他社理解が進む自律神経のおはなし」を開催しました。
講師は千葉県職員の榊田直美さん、「千葉県を盛り上げたい」県内の公務員を中心としたネットワーク「チーム千葉県」の代表として、これまでに様々な学習会や交流会等を主催されてきました。
今回の講義では、榊田さんがご自身の経験を通じて学ばれたことについてお話いただいた上で、参加者同士での経験や意見を交換し合うワークを組み込み、じっくりと学ぶことができました。
まずは、「私たちを動かしているもの」について学ぶワークを行いました。ここでは「頭脳」、「こころ(感情)」、「身体」、に影響を与える行動や出来事について参加者が個々に考えてみた上で、お互いに語り合いました。
続いて、自律神経の種類と作用について学びました。「自律神経」には心身を活発にし、緊張状態にする「交感神経」、心身をリラックスさせ、守ろうとする「副交感神経」があり、さらに「副交感神経」は、辛い状態において心身を安心させる作用等を持つ「「腹側迷走神経」と、危機的な状態において心身の働きを強制終了等(フリーズ)させる等の作用を持つ「背側迷走神経」に分かれることについて講義を通じて学びました。その後、これらの作用を感じた出来事や、自分自身をいたわるセルフケアの方法について語り合うワークを行いました。ここでも、参加者自身の経験をお互いに交換し合い、共感することを通じて、自律神経の作用についての理解を深めることができました。
最後、マザーテレサの言葉も紹介されながら、自分自身、また周囲の人たちの心と身体を労わり「HAPPY」な毎日が送れるようにと、参加者の皆さんにあたたかなエールを送ってくださいました。仕事や様々な活動を進めていく上でも、心身の健康がまず担保されていなければ何事もうまくいきません。今日の講義で学んだポイントを思い出しながら、自己理解、他者理解を進めつつ、過ごしていければと思います。
【参加者からの声(抜粋)】
・自律神経の役割を理解できました。
・努力で状況を変えられることを学べました。
・なんとなく感じている生活の中でのストレス要因を理解できました。
・副交感神経が、背側・腹側に分かれることを知りませんでしたが、今回の講義で学ぶことが できました。
・講師のご自身の経験を含めお話いただきましたので、内容をイメージしやすかったです。
・自分自身をみつめ直す方法・視点を学べました。
・セルフケアについて情報交換を通じて、人によって感じ方が違うことを知ることができたため、面白く感じました。
・身体と心をいたわることが大切だと感じました。
(今回の学習会の様子は、オンラインコミュニティに参加することで、動画でご視聴いただけます。参加方法については、「6時の公共」ホームページをご覧ください。)