「6時の公共」がお届けする平日19時~「みんなの学習会」。市民も学生もビジネスマンも、議員も行政マンも、学びたい意欲がある方ならどなたでも参加できます!「みんなの学習会」とは >詳細、過去の学習会情報はこちら
【学習会概要】
2022年から始まる高校の新学習指導要領では、現代社会に代わり「公共」という新科目が誕生します。
「自立した主体として社会づくりに参画」していくことを学んでいくという内容において、能動的に課題を探求するアクティブラーニングの手法も取り入れながら、
“主体的、対話的で深い学び”を実践していくことが求められています。
今回の学習会では研究者・教育実践者をお招きし、高校教育のアクティブラーニングの実態についての報告や、市民性を育むシティズンシップ教育の考え方や実践についてうかがいます。
身近なまちをつくる活動や自治体運営にさまざまな形で取り組む私たちが、「公共」の教育にどのように関わっていけるのか。
これからの地域をつくる「未来のまちづくりプレイヤー」たちと同じ目線で対話し、学び合いの輪を広げていく、そんなキックオフの機会としていきましょう。
【日時】2019年5月11日(土) 19時00分~20時45分
【対象】
・教育に関心のある市民、学生
・アクティブラーニングによる社会科科目の授業編成、教材作成・活用に関心のある先生
・教材開発に関わりたい行政職員や地方議会議員 等
【会場】千葉市生涯学習センター 3階 大研修室
アクセス(JR千葉駅東口/北口/千葉公園口より徒歩8分。2時間まで無料の駐車場あり)
http://www.chiba-gakushu.jp/know/know_04.html
【定員】先着60名
【今回の先生】
村松 灯(むらまつとも)氏/立教大学 経営学部 教育研究コーディネーター、早稲田大学 非常勤講師
立教大学 経営学部 寄附型研究プロジェクト(通称:マナビラボ・プロジェクト*)で、高等学校におけるアクティブラーニング型授業の事例調査を行う。専門は教育哲学・教育思想。特に、哲学者ハンナ・アレント(1906-1985)の思想を手がかりにしつつ、シティズンシップ教育の観点から思考や判断といった精神活動の意義を研究している。共著書に『教育の哲学・歴史』(学文社、2017年)、『「未来を語る高校」が生き残る??アクティブラーニング・ブームのその先へ』(学事出版、2019年5月刊行予定)など。
田中智輝(たなかともき)氏/立教大学 経営学部 助教、法政大学・東京理科大学 非常勤講師
マナビラボ・プロジェクト*で全体のディレクションを担当。専門は教育哲学・教育思想。近年は政治教育・シティズンシップ教育における教師のポジショナリティについて、教育政治学の視点から考察することを主な研究課題としている。共著書に『アクティブラーナーを育てる高校??アクティブラーニングの実態と最新事例』(学事出版、2016)『ひとはもともとアクティブラーナー!??未来を育てる学校の授業づくり』(北大路書房、2017)など。
*マナビラボ・プロジェクトとは…日本全国の高校のアクティブラーニング型授業の実態を「見える化」するべくモニタリング調査を行い、高校の先生方の授業をインタラクティブに、さらに知的にワクワクしたものにするお手伝いをしていくことを目的に立ち上がった、立教大学経営学部の寄付型研究プロジェクトです。
アクティブラーニング実践事例紹介として、現役の先生にご登壇いただくこともできました!
谷藤良昭(たにふじよしあき)氏/千葉市立稲毛高等学校・附属中学校教諭
千葉市立千葉高等学校、筑波大学第一学群社会学類、早稲田大学専門職大学院公共経営研究科修士課程修了。大学院ではTBSニュース23キャスター筑紫哲也氏をはじめ、テレビ・新聞記者から政治とメディア報道について学ぶ。鳥取県岩美町立岩美中学校などを経て、現在は千葉市立稲毛高等学校・附属中学校で、高校3年政治経済と中学3年社会科を担当。これまでに、劇団ひまわり、千葉市役所、東京証券取引所など、外部と連携した授業を積極的に実施。千葉市教育研究会社会科推進委員。
【プログラム】
■講義「高校生の政治的主体化を考える−18歳選挙権時代の政治教育−」
■アクティブラーニングの実践事例紹介
■パネルディスカッション・質疑応答
<ディスカッショントピックス>
◇社会(人)から学校に働きかける上ではどのような障壁があるか?どうしたら成功するか?
◇教科書に書かれていることと、実社会でのシーンとのブリッジをしたり、地方自治や政治を身近なものとして感じられるようにするには、どんな工夫ができるか?
◇未解決問題を学校の中で議論することへの学校の反応は?
【お申込み】終了しました
6時の公共 まちづくり学習教材開発プロジェクト(詳細・参加方法はこちらのリンクから)
6時の公共では、自治体運営を日頃専門の仕事とする「地方公務員」が中心となり、身近なまちづくりの仕組み(地方の政策決定や事業立案、条例策定、自治体財政運営など)について、これからの地域の担い手となる高校生等に向けて、わかりやすく体験し、学んでもらうための教育教材(ボードゲームワークショップ)をつくるプロジェクトを始動します。
日頃、学習会で学んだ知識や日中の仕事で培ったスキルをフル動員して、“リアルで楽しい”教材を一緒につくりませんか。もちろん、プロジェクトには公務員以外の大人たち、現役の学生さんも大歓迎です。(プロジェクトへの参加方法詳細は学習会にてご説明します)
参考)今後の予定
- 5/11:プロジェクト参加希望者の募集
- 6月:プロジェクトミーティング始動 ※以降、プロジェクトワークショップを定期的に開催
- 7月上旬:開発合宿(山形県朝日町予定)
- 8月~:プロトタイプ制作
- 年内:プロトタイプ体験会実施
- 1月~3月:一般体験会実施、以降、実践機会の開拓
学習会会場で、ミャンマーの子どもたちに届ける“ランドセル”などの学用品を集めます!
詳細はこちら「学びの春応援キャンペーン「ミャンマーの子どもたちにランドセルを届けよう!by袖ヶ浦ミャンマー友好会&6時の公共」
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