■レポート:わくわくワークショップ(2024.5.17)

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みなさん「広報紙」、読んでますか? 「6時の公共」わくわくワークショップ

5月17日、実に1年6ヶ月ぶりの開催となった6時の公共みんなの学習会。今回はワーク中心の学習会「わくわくワークショップ」として開催しました。千葉市内の会場には、市民や議員、公務員など、約20名の多様な参加者が集まり、自治体の広報紙について講義とワークショップを通じて学びを深めました。

学習会の前半では、6時の公共の理事で、千葉県職員として広報行政に携わった経験のある石井さんから、広報や広報紙についての基礎知識についての講義がありました。いたるところで見かける広報紙ですが、普段あまり意識していなかった広報の仕掛けや広報紙の工夫を聞き、膝を打つ参加者も多かったようです。学習会のあとに寄せられたコメントには、「広報紙を作るうえで大事にされている行政の視点を勉強できた」というものもありました。

講義の様子

 

学習会の後半戦では、実際に頒布されている本物の広報紙を使って、「興味のある記事」「興味のない記事」を探すワークショップを行いました。集まった広報紙の中には、ふだん読み慣れている地元の広報紙もあれば、初めて見る自治体の広報紙もあり、デザインや記事の内容の違いだけでなく、印刷方法や紙質、縦書き・横書きの違いなどの工夫に気づいた、という感想が多く寄せられました。
話題に多くあがったのは広報コンクールで入賞を果たした柏市の広報紙。柏市の広報紙はなぜ評価されたのか?どんな工夫があった?いやいやここは改善の余地があるんじゃないか?etc…公務員も議員も市民も一緒になって意見を出しあうことで、誰も予想しなかった新しい見方が飛び交うワークショップになりました。

広報紙を読み比べる様子

 

最後は広報紙を読みあった感想を発表しあって、まとめのフェーズ。
読者層もデザインも多様な自治体の広報紙だからこそ、自治体が読んでもらおうと試行錯誤している工夫についての気づきがたくさん発表されました。皆さんの意見はとどまることなく、最後は定刻となりタイムアップ。
読み終わってマーカーやメモがたくさんひかれた広報紙がとても印象的で、有意義な学習会になったのではないかと思います。

6時の公共では、次回の学習会を7月26日に予定し、現在準備を進めているところです。
今後も、まちづくりに必要な知識やノウハウを真面目かつざっくばらんに学べる学習会を開催していきます。

【参加者からの声(抜粋)】
・行政の視点を勉強できた
・ほかの市・区の広報紙を見比べられたのがよかった
・文字の縦書き横書きや、写真の載せ方など、視線誘導が大事であることを学んだ
・配布方法を検討するよい機会となった
・これから情報発信していくうえで参考になった
・今回のワークショップは面白い企画だったと思う
・全員が取り組むことができるすばらしい課題だった

(今回の学習会の様子は、オンラインコミュニティに参加することで、動画でご視聴いただけます。参加方法については、「6時の公共」ホームページをご覧ください。)

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